みなさんこんにちは!今回はマレーシア(ラブアン島)から船でブルネイに入国してみた体験についてお伝えします。
【ラブアン島→ブルネイ入国の注意点】
この国境越えで注意すべき点は以下の3つ。とりあえずこれだけは押さえておいてください。
- 入国前にE-Arrival Cardの登録が必要
- フェリーターミナルの両替所は閉まっている可能性がある。
- ムアラ港からBSB(バンダルスリブガワン)には直接行くバスはない
【入国前の準備(E-Arrival Cardの登録)】
ブルネイは観光等の短期滞在目的での入国であれば、14日間滞在することができます。ただし、入国にはオンライン上で「E-Arrival Card」の事前登録が必要です(※2023年2月9日から適用されました)。
私は入国前日にスマホで登録できましたので、ネット環境さえあれば直前でも大丈夫です。
メールアドレスを入力してサインアップ、ログインして登録してください。メールアドレスには検証コードが送られてきますので、ちゃんと使えるアドレスを用意しましょう。
登録内容はパスポート番号や職業、住所、滞在先など、諸外国の入国カードと同じような内容がほとんどですが、「入国時の所持金」を国別の通貨ごとに入力する欄があるのは珍しいかもしれません。
【船のチケット購入】
ラブアン島にたどり着いたら、ブルネイに行くのは簡単です。
ブルネイ行きの船のチケットはラブアン島の中心部にある国際フェリー乗り場で当日に直接購入することができます。
ただし、搭乗予定の前日にカウンターに行くとオンライン予約の有無を聞かれ、「ここでは当日券しか買えないので、また明日来てください。カウンターは朝7時から開いています。」と言われました。
オンラインでの予約もできるようですが、乗った船は座席の半分も埋まっていなかったので、当日に行っても大丈夫そうでした。(※ただし、イベントなど例外はありますので、心配な方はオンラインでの予約(https://labuanpay.my/)をお願いします。)
船は毎日2便、午前と午後に1本ずつあります。9:30と15:00発の日が多いですが、日によって異なるようなので、乗船予定日のスケジュールは予約サイトでチェックして下さい。
【いざ乗船】
当日朝に9:30出航の乗船券を購入。Bording timeは9:00となっていました。
半屋外の待合スペースで待機していると9:00ぴったりにアナウンスがあり、手続き開始。手荷物検査とイミグレーションを通って搭乗です。
船内は汚くはないですが窓は若干汚れていて、あまり外の様子は綺麗に見れませんでした。船の前のほうにはモニターがあり、洋画を流していました。
航行中は外に出ることはできず、船体はそこそこ揺れますので、船酔いしやすい人は酔い止めなどの準備をしておいてもよいかもしれません。
【ブルネイ到着】
船はブルネイの中心部ではなく、郊外のムアラという街の外れに到着します。到着後はすぐにイミグレーションです。
E-Arrival Cardを登録していない人はイミグレ前で止められていました。一応登録用のパソコンが置いてあり、最悪ここでも手続きができるようです。
案内のお姉さんに事前登録してある旨を伝えるとそのまま通してくれて、特にスマホの登録画面等を見せる必要はありませんでした。
さて、イミグレーションを抜けて、ブルネイに入国直後いきなりトラブルが発生します。
両替はブルネイルに入ってからしようと思っていたのですが、なんとフェリーターミナルの両替所が閉まっていました。
警備員のお兄さんに尋ねると、なんと1ヶ月前ぐらいから閉まったままだとのこと。
1.5キロほど離れた市街地まで行けば銀行やショッピング施設があり、ATM が使えるようです。
私は元々街まで歩く予定でしたが、多少時間のロスにもなりますし、ここからバスやタクシーに乗ろうと考えている人は現地通貨を事前に少々用意していくのが良さそうです。
【バンダルスリブガワンへの移動】
ムアラのフェリーターミナルからブルネイの中心部、バンダルスリブガワン(以下BSB)へは直行のバスはありません。
一旦ムアラの街まで移動し、そこからBSB行きのバスに乗る必要があります。
フェリーターミナルからムアラ行きのバスは公式ホームページによると1時間に一本程度あるようですが、タイミングのいいバスがない場合、早いのはムアラの街まで歩いてそこからバスに乗ることです。
歩道はありませんが、20分程度歩くとバス停のある市街地に着きます。
分かりにくいですが、ブルネイのバス亭はこれ。
ブルネイのバス停には時刻表はありません。近くにいる人に聞くと、あと20分ぐらいでここに来るとのこと。その後バスは言われた通りに来て出発しました。
ブルネイの公共バスはどこまで行っても1ドル。物価は日本並みの国ですが、バスだけは格安です。
お金持ちが住んでいそうな大きな住宅が立ち並ぶ郊外の町を抜け、1時間ほどで無事BSBに到着しました。
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