タイ・バンコクで野鳥観察~チャトゥチャック地区~【2024年2月】

旅行記

今回は飛行機の乗り継ぎでバンコクに寄ることに。早朝にドンムアン空港に到着してスワンナプーム国際空港へ移動です。タイで市内を移動するのに何も見ないのももったいない・・・とうことでバンコクに1泊することにして中心部に近い公園にバードウォッチングをしに行ってきました。

ドンムアン空港から電車ですぐ、チャトゥチャック地区の公園群

あまり遠くに出るのも大変なので、今回狙ったのはebirdで種がたくさん記録されていたチャトゥチャック地区の公園群。ドンムアン空港から近く、電車を乗り継いで行くことができます。

ここはチャトゥチャック公園(Chatuchak Park สวนจตุจักร)、クイーン・シリキット公園(Queen Sirikit Park สวนสมเด็จพระนางเจ้าสิริกิติ์ฯ)、ワチラベンチャタート公園(Wachirabenchathat Park สวนวชิรเบญจทัศ)の三つの公園が合わさっており、樹林や池、草地など環境のバランスの取れた広い都市公園です。

訪れたのは平日でしたが平日でしたが、公園にはランニングや散歩をする地元の人たちが多く訪れていたほか、双眼鏡とカメラを構えたお仲間と思しき人にも出会いました。

観察できた野鳥たち

オオスズメフクロウ Glaucidium cuculoides

木の枝に違和感のある突起物を見つけたのでアップしてみるとフクロウ。クイーン・シリキット公園内、チャトゥチャック公園側の入り口近くの樹林内でじっとしていました。オオスズメフクロウはフクロウ類の中では珍しく昼行性の種で、日中でも普通に飛び回るようです。

ムネアカゴシキドリ

公園内のあちこちで見られました。求愛給餌中かな?

ハリオハチクイ

クイーン・シリキット公園の開けたところで撮影。インドからニューギニアにかけて広く分布する普通種で、青い尾羽と喉の茶色が特徴的です。

インドシナブッポウソウ(Indochinese Roller, Coracias affinis

ブルーの羽が綺麗な鳥で初めて見た時はとても興奮しましたが、タイではよく見かける種のようで公園内でもたくさん見ることができました。

最近までインドブッポウソウ(Indian Roller, Coracias benghalensis)の亜種として扱われていましたが、2019年頃に種に格上げされた種です。

朝食はマーケットで

今回は夜が明ける前にドンムアン空港に到着し、始発で市内に移動しました。鳥見の前に朝食をと電車を途中下車して向かったのはオートーコーマーケット。主に生鮮食品を売る市場ですが、中にフードコートがあり、早朝からタイの雰囲気満天の食事を安価でとることができます。

まとめ

チャトゥチャック地区の公園群は電車でのアクセスも良く、バンコクの都市公園で見ることができる野鳥は一通りおさえられるのではないでしょうか。タイに初めて探鳥に来られた方はまず最初に行ってみるのもよいかと思います。ドンムアン空港からは非常に近いので、長めの待ち時間があればトランジットの合間でも来られそうです。

3つの公園はそれぞれに特色があり、見られる種もちょっとずつ違いました。クイーン・シリキット公園とワチラベンチャタート公園の南側にまとまった樹林や丁度良い規模の水辺があり、今回はこの周辺で特に色んな種を見つけることができたように思います。

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